最近読んだ本

雫井 脩介「虚貌」「栄光一途」読了。
どっちも面白いです。
ミステリーって、小中学生以来(ドイルとか乱歩とか)ほとんど読んでなかったんですが、
いいもんですねえ。
ちょっといろいろ他にも読んでみようかと思ってます。
お勧めがあればぜひ。
# 「栄光一途」の続編「白銀を踏み荒らせ」はイマイチ入りこめず。

最近読んだ本」への2件のフィードバック

  1. 買った 読んだ 書いた! 読書ジャンキーの乱闘誌

    デビュー作は意外と軽めなミステリー  雫井脩介 『栄光一途』

    著者: 雫井 脩介
    タイトル: 栄光一途
    大藪春彦賞も受賞して、のりにのっているミステリー作家、雫井脩介のデビュー作。柔道界という、いわばマイナーな世界を舞台にしたスポーツミステリーだ。
    内容としては、柔道の強化選手によるドーピング問題を絡ませるなど、社会派的な要素も多少はあるが、全体的には、肩の凝らないコミカルなミステリーといった印象である。
    後の諸作品で次第に濃厚となってくる人間の心の奥底に潜む悪意を、不気味なタッチで描いていく作風は、それほどには感じられない。
    柔道の試合のシーンも含めて、冴えのある文体で、あっという間に読めるが、ミステリーとしては、少々食い足りない気もする。真犯人の意外性は買うけれど。
    この作品の見所は、かなり優柔不断な性格の主人公、篠子を助ける、親友の深紅の存在だろう。池波正太郎の『鬼平犯科帳』の愛読者にして剣道の達人。篠子がピンチに陥ると、いつも颯爽と登場してくる彼女のキャラは抜群だと思う。
     
    雫井脩介は、この作品で、新潮社の主催するミステリー賞をとってデビューしたが、当時の選考委員たちの評価は、あまり芳しいものではなく、たしか、選考委員の一人であった馳星周などは、受賞作、最終選考候補作を含めて、「どの作品も現実と向き合おうとはしていない」とかなり辛辣なことを言っていたように思う。
    雫井の作品が、『虚貌』以後、暗黒小説的な色彩を帯び始めたのは、それに対する彼なりの回答なのかもしれない。
    しかし、雫井脩介というペンネームは読みにくい。
     
    通信簿: 可

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